ネオマーケティングは2月28日、今春社会人になる全国の男女1000人を対象にした「新社会人のスマートフォン実態調査」の結果を発表した。
調査によると、新社会人のスマートフォン保有率は72.5%。新社会人にとってスマートフォンは必要か、という質問に対しても、76.9%が「必要」と答えるなど、いまや生活の必需品となっていると分析している。
スマートフォン保有者(483人)に、スマホを買い替える際に重視するポイントを複数回答でたずねると「月々の利用料金、料金プランが魅力的なこと」(95.2%)がトップとなっている。
また「電車や地下鉄、繁華街でのつながりやすさ」(93.4%)といった生活導線でのつながりやすさ、「通話エリアが広いこと」(93.2%)「通信速度が速い、ネットが快適なこと」(93.0%)などが上位に挙がっている。料金もさることながら、通信環境の良さが重視されていると説明している。
最も関心のある携帯キャリアを1000人に複数回答でたずねたところ、トップはKDDIで48.3%、以下、ドコモ41.1%、ソフトバンク34.1%という結果となった。13.0%が関心のある携帯キャリアはないと回答している。
「関心のある携帯キャリアはない」以外の回答をした新社会人(870人)に、関心があるスマートフォンを複数回答でたずねると、iPhoneが50.6%と群を抜いて人気が高い。Androidでは、Xperiaが37.1%、AQUOS PHONEが27.1%、Galaxyが23.6%と、複数のブランドが選択肢に上った。
iPhoneに関心があり、iPhoneの購入意向がある人(440人)にKDDIとソフトバンクのどちらのキャリアから購入したいと思うか聞いたところ、KDDIが54.3%、ソフトバンクが45.7%で、KDDI派がソフトバンク派をわずかに上回った。
iPhoneのキャリア別イメージを1000人に複数回答で聞いてみると、KDDIは「通信エリアが広い、つながりやすい」が72.6%、「電池の持ちがよさそう」が68.2%、「通信速度が速い、ネットが快適」が66.8%、「月々の利用料金・料金プランが魅力的」が54.3%というイメージとなっている。
一方ソフトバンクは、「iPhoneと言えば」が76.1%、「周りでソフトバンクのiPhoneを使用している人が多い」が62.6%、「新しいことにチャレンジしている」が57.1%という結果となった。
調査は2月7~12日に、ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」登録モニターのうち、今春社会人になる男女1000人を対象にウェブアンケート方式で実施された。
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