gTasks HDは、Googleタスクと同期できるタスク管理アプリだ。iPhoneとiPadの両方で利用できる。複数のアカウントに対応。無料のままで、継続的に利用することは可能だが、アカウントは2つまで、各アカウントに対してリストは2つまで、各リストに対してタスクは7つまでという制限がある。管理できるタスク数を制限なく利用するには、アプリ内から有料登録(350円)が必要になる。
gTasks HDにGoogleのアカウントを追加すると、Googleタスク側にすでにタスクが登録されている場合は、そのタスクがgTasks HDに同期される。新規タスクは、いずれかのリストを表示させてから作成する(リスト一覧画面からでも、タスクを追加できるボタンなどがあると便利なのだが)。
タスクには期限の日時を設定できる。タスクの繰り返しは、毎日、毎週、毎月、毎年の単位で設定可能だ。期日とは別に、アラートの日時を設定して、タスクのこなし忘れを防げる。タスクを一覧表示したときに、期日を表示しないか、「x日後」のように相対表示にするか、「x月x日(x)」のように絶対表示にするか、その両方を表示させるかを設定画面で選択できる。
単に、設定した日時にアラートを鳴らすだけではなく、指定した場所に到着したときまたは近づいたとき、あるいは、指定した場所から出発したときにアラートでタスクを知らせるように設定しておくことができる。これにより、たとえば、郵便局で郵便を出すのを忘れずに済んだり、文房具店でシャープペンシルの芯を買う予定を店に近づくだけで思い出したりできることになり、特定の場所と結びついたタスクを確実に実行できるようになる。
各タスクには、サブタスクを作成できる。プロジェクトの中に複数のタスクがあり、さらに細かいタスクが発生するというのはよくあることだ。gTasks HDのリストをプロジェクトと考えると、プロジェクト単位でのタスク管理にも利用できるだろう。タスクをメールで送信することにより、プロジェクトに関わる複数の人でタスクリストを共有することも可能だ。パスコードによるロック機能も備わっているため、ロックをかけておくことでプライバシーを守れる。
アプリのアイコンとタスクリスト上にタスク数のバッジを表示して、残っているタスクや完了したタスクの数を確認できるのも便利だ。バッジに表示する数字は、「今日のタスク」「期限超過のタスク」「期限超過+今日+明日」など11種類から選択できる。「期限付きのタスク」の数字のみを表示させ、「いつかやる」ようなタスクはカウントに入れないようにすると、多くのタスクに振り回されずに済む。普段からGmailを利用している人は、メールと連動するタスクをGoogleタスクに登録しておけば、外出先ではgTasks HDで確認して、確実にタスクをこなしていける。
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