Microsoftの「Skype」部門は米国時間2月15日、新たなビデオメッセージング機能のベータ版をリリースした。このベータ版は、「iOS」版、「Mac」版、「Android」版のSkypeで動作する。
「Windows」「Windows 8」「Windows Phone」での対応についてみてみると、これらのプラットフォームを対象にしたビデオメッセージング機能のサポートはまだ追加されていない。その提供時期について、Skype関係者は具体的な日付を明らかにしていないが、これらのプラットフォームについても(SkypeがThe Vergeに述べたところによると、少なくともWindowsとWindows 8については)同機能がサポートされるものと思われる。
確かに、MicrosoftがSkypeを買収したのは2年前のことだ。しかし、Skypeは、同アプリが機能する一部、あるいはすべてのプラットフォームに対して、それらの開発ベンダーを問わず、新たな機能や修正を追加し続けているようだ。
「Video Messages」は、オンラインおよびオフラインのメッセージングに使用でき、Skypeユーザーはこの機能を利用することで最大3分間の動画を互いに送信することができる。The Vergeによると、Windows版またはWindows Phone版のSkypeを使用するユーザーには、ビデオメッセージをオンラインで視聴できるようにするリンクが提供されるという。
SkypeがVideo Messagesに取り組んでいるという事実は、2012年から知られるようになった。同年にリークした情報では、「Skype Premium」契約者には、送信できるVideo Messagesの本数が無制限になると見られ、一方、無料版のSkypeを使用しているユーザーには、送信できるビデオメッセージの本数やそれらが保持される期間に制限があるとなっていた。
新たなビデオメッセージ機能は、米国と英国のSkypeユーザーを対象として機能しているようだ。筆者は、現時点で同機能がWindowsでサポートされていない詳しい理由など、MicrosoftのSkype部門に詳細を問い合わせたが、回答は得られていない。
Microsoftは今週、Windows向けとMac向けにアップデート版のSkypeをリリースした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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