何カ月にもわたってコスト削減とスリム化を実施してきたZyngaが2012年第4四半期決算を発表した。同社によると、今期の調整済み1株当たり利益は1セントで、売上高は2%減の3億1120万ドルだったという。Zyngaは前年同期、1株当たり損失1.12ドルを計上していた。
今期決算は、アナリストたちのコンセンサス予想の1株当たり損失3セント、売上高2億1200万ドルを上回った。
経営陣は2013年第1四半期の売上高について、2億5500万ドル~2億6500万ドルの間になるだろうと述べた。同社は、第1四半期の純損失が3200万ドル~1200万ドルの間になるとも予測した。
最高経営責任者(CEO)のMark Pinkus氏は事前に準備していた文書の中で、「第4四半期の最大のハイライトは、弊社のチームが続編の『FarmVille 2』を成功に導いたことだ」と述べた。Zyngaは2013年、「この新種のソーシャルゲーム群を携帯電話とタブレットに導入し、人々が一緒にゲームをプレーできるより簡単で優れた方法を提供するネットワークを構築する予定だ」とPinkus氏は付け加えた。
Pincus氏はその後の電話会議でアナリストに対して、Zyngaは「2012年第4四半期に順調な進歩」を示したと述べ、同社はモバイル事業の拡大を進めていると付け加えた。
さらに最高執行責任者(COO)のDave Ko氏は、モバイルがZyngaのブッキングに占める割合が前年同期の8%から拡大して21%になったことを指摘した。同氏はその後、2013年を「Zyngaにとってモバイル化の年」と説明した。
Zyngaは2012年第4四半期について、以下の数字を発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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