アップル、「Snow Leopard」版Javaをアップデート--Javaプラグインのブロックに続き

Topher Kessler (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年02月04日 11時41分

 Java関連のセキュリティ問題が最近になってまた新たに発生したことを受け、Appleは潜在的な脅威からユーザーを守るために、同社システムのブラウザプラグインのブラックリストにJavaの最新版を追加した。しかしこのアップデートにより、銀行や金融機関のウェブサイトといった、Javaコンテンツを必要とするサイトへのアクセスがブロックされるようになってしまった。

 どうしてもJavaを実行する必要があり、この問題を回避したいと考えているユーザーは、Oracleによって米国時間2月1日にリリースされたJavaの最新バージョン(バージョン1.7.0_13)を利用することで、セキュリティホールに対処し、今まで通りJavaを実行できるようになる。「OS X Lion」や「OS X Mountain Lion」を使用しているユーザーは、OracleのJavaダウンロードページから最新バージョンをダウンロードすることができる。

 残念ながら、「Mac OS X Snow Leopard」では「Java 7」のランタイムは利用できない(「Java 6」が最新バージョンとなる)。しかし、AppleはSnow LeopardのJava 6における同脆弱性に対応するために、独自のアップデートを別途公開している。このアップデートは、Mac OS Xのソフトウェアアップデートサービス経由で自動的に入手できるが、Appleメニューから起動することでも利用できる。

 Java関連で最近発生している一連のセキュリティ問題を考えた場合、Javaを必要としないのであれば、システムレベルで使用を避けるか、少なくともブラウザの該当プラグインを無効化しておくことを検討する方がよいだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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