Amazonが、音声合成技術のIVONA Softwareを買収した。買収金額は公表されていない。タブレット事業に取り組むAmazonは、社内の開発力を拡大する意向だ。
Amazonによると、両社はこれまでにも提携したことがあり、IVONAの技術によって「Kindle Fire」タブレットの「Text-to-Speech」「Voice Guide」「Explore by Touch」の機能が実現されているという。
ポーランドを拠点とするIVONAは、音声合成技術を用いた製品やサービスを世界中の多数の開発者、企業、顧客に提供している。同社は、17言語の44種類の音声からなるポートフォリオを提供しており、さらにその対象を拡大している。
Amazonはタブレット事業を拡大し、Apple、Barnes & Noble、さらには自ら使用している「Android」ソフトウェアを擁するGoogleまでをも対象とした競争に挑んでいる。一部の競合企業とは異なり、Amazonはハードウェアの価格を抑えてユーザーを確保する戦略をとっている。端末によって得られる利益はほとんどあるいはまったくないが、電子書籍販売といったサービスなどで稼ごうとしている。
米CNETはAmazonにコメントを求めているが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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