ラスベガス発--CDは、テクノロジに精通した音楽ファンにとって、廃れたものと長い間見なされてきた。しかし、Amazonは、このフォーマットにある程度可能性がまだあると考えているようだ。
Amazon幹部らは間もなく、CDが購入された場合、その楽曲のコピーが購入者のAmazonクラウドに無料で保存され、自動的に受け取り可能になることを発表する見込みだという。この計画に詳しい複数の情報筋が米CNETに語った。そして、このクラウドに保存されている楽曲は、ウェブ利用が可能なデバイスからアクセスすることができる。これは間違いなく、ここ数年のCDに関連する発表の中で最も重要なものである。
同機能は「auto rip(自動リッピング)」と内部的に呼ばれているが、情報筋らは、この名称について、変更される可能性があると警告した。Amazon関係者からはコメントを直ちに得ることができなかった。
情報筋によれば、Amazonは、過去に購入したCDからの楽曲を保存する計画についても検討しており、これも無料だという。この計画は多数の楽曲を対象とする可能性がある。「iTunes」が登場していなかった10年ほど前、Amazonは多数のCDを販売していた。オンラインでの音楽の販売で最も高い実績があったのは、同社の最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏であった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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