シャープ、ペン先約2mmでも操作できる新タッチパネルシステムを開発

 シャープは12月10日、高感度技術を搭載した静電容量タイプのタッチパネルシステムを開発したと発表した。ディスプレイメーカーなどに向け販売していく。

 新タッチパネル方式は、多数のセンサを同時に検知処理できる独自の並列駆動方式を採用。現在広く使用されている逐次駆動方式に比べ、S/N比約8倍の高感度を実現した。

 これによりペン先約2mmでの入力や多点を同時に認識できるマルチタッチ操作、手袋を着用したままでのタッチ操作が可能になった。

 適用画面サイズは5型、7型、20型、60型。12月15日から順次サンプル出荷を開始し、量産時期は2013年3月15日になるとしている。


タッチパネルシステム(20型)。写真左からタッチパネルコントローラー、センサシート

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