フォーティネットジャパンは12月4日、統合脅威管理(UTM)アプライアンス「FortiGate」のOSの新版「FortiOS 5.0」を発表した。セキュリティを中心に機能を強化しており、標的型攻撃とスマートデバイス普及による私物端末の業務利用(BYOD)に対応できるという。
FortiOS 5.0のセキュリティ機能強化としてクライアントレピュテーション機能を追加している。過去の挙動に基づいて決定された各端末の危険度を把握できる。
ゼロデイ攻撃をリアルタイムで特定できるというマルウェア検出システムには、サンドボックスやボットネットIPレピュテーションなどFortiGate上の挙動ベースのヒューリスティックエンジンとクラウドベースのウイルス対策サービスが組み込まれている。
管理機能の強化としては、端末を特定して、端末のタイプやグループ、場所、用途に応じてアクセスポリシーとセキュリティプロファイルを適用することで、モバイル端末とBYOD環境を保護できるという。管理機能の一環として、場所やデータ、アプリケーションのプロファイルに基づいて、ユーザーとゲストの役割に基づいたポリシーを自動調整できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス