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コラボは両方が本物でなければいけない--3DS「レイトン教授VS逆転裁判」

佐藤和也 (編集部)2012年11月30日 19時30分
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 11月29日、東京・葛西にあるゲームショップのゲームズマーヤにて、レベルファイブから同日に発売となったニンテンドー3DS用ソフト「レイトン教授VS逆転裁判」の発売記念イベントとして、カプコンの巧舟(たくみしゅう)氏によるトークショーが行われた。

 レイトン教授VS逆転裁判は、レベルファイブのナゾトキ・ファンタジーアドベンチャーゲーム「レイトン教授」シリーズと、カプコンの法廷バトルゲーム「逆転裁判」シリーズのコラボ作品。考古学者のエルシャール・レイトンと弁護士の成歩堂龍一(なるほどうりゅういち)がラビリンスシティという異世界を舞台に、「書かれた物語が必ず実現する」という謎と、「厄災をもたらす魔女を処刑する」という魔女裁判に挑む。

 巧舟氏はカプコン所属のゲームクリエイター。「逆転裁判」シリーズのシナリオやディレクターなどを担当。本作では逆転裁判パートのディレクターを務めている。

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巧舟氏

 巧氏から見た本作のポイントとして「いろんなレイトン教授を見せたかったので、なるほどくんと協力したり対決したりと、面白いところを引き出すために頑張ったのでそこを見てほしい」。また、本作でやりたかったことについては、今回魔法がある世界という舞台背景に触れ「例えば普通のミステリーであれば、指紋が残っていたら犯人に結びつくというような常識があるかと思いますけど、魔法によってなんでもできる世界の中で、どうやって立証し裁判に勝つかという方法論がわからないと思うんです。みんなが何もわからないところからお話をはじめるのが面白いと思って、今回の魔法のある世界での魔女裁判という題材にしました」と語った。

 なお、本作の総合プロデューサーであるレベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏からメッセージが寄せられ、「本作は巧さんという素晴らしいクリエイターを生かした作品にしたいと思い、カプコンさんと協力して作りました。2タイトルのコラボ作品として面白いものになりましたし、僕としては大成功だと思います。カプコンさんに怒られるかもしれませんが、これまでの逆転裁判よりも、より逆転裁判になっている作品だと思っています」と、本作への自信を見せていた。

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イベントではサイン会も実施。熱心なファンが、思い思いのアイテムを持ち寄り、巧氏がサインを書いていった

 コラボにあたって気をつけた点としては、以前逆転裁判が宝塚歌劇とコラボしていた際に話していたことを例に挙げ、「お互いのシリーズのファンが交流を持つことがコラボレーションの楽しみなので、両方が本物でなければいけない」とし、どちらかに偏らずお互いの存在が高いレベルで釣り合うように心がけたと語った。シナリオ面では「レイトン教授の存在がすんなり頭の中に入ってきたので、そんなに大変ではなかった」としたが、アートワークに関しては、レイトン教授はデフォルメ調で逆転裁判はリアルな描画をしているので、同じ世界に立たせる時にどうバランスをとるかを、アートディレクターが苦心していたことを明かした。

 両シリーズのファンに向けては「遊んでいただくのが一番だと思います。一度はじめたら、最後まで一気にやりたくなるような、勢いのあるゲームになったと思うので、ゆっくり楽しんでください」とメッセージを送っていた。

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