人気の高いAppleの「iTunes」音楽ソフトウェアの次版は、1カ月の延期を経て、早ければ米国時間11月29日にもリリースされる可能性がある。
待望の「iTunes 11」が29日にリリースされるかもしれない。The Wall Street Journal(WSJ)は28日夕方、AppleのシニアバイスプレジデントであるEddy Cue氏のプロフィール記事の中でそう報じた。29日が確実なリリース日として提示されたわけではないが、29日はAppleが自らに課したiTunes 11のリリース締め切り日の2日前になる。
同社の広報担当者が以前、米CNETに述べたところによると、当初10月にリリースを予定していたiTunes 11の公開が延期されたのは、Appleが「同ソフトウェアを望ましい状態に仕上げるためにさらに時間をかけたかった」ためだという。
Appleの広報担当者であるTom Neumayr氏は10月末に米CNETに対して、「シンプルさと見やすさが飛躍的に向上したインターフェース、そして『iCloud』とのシームレスな統合を提供するiTunesの新版を11月中にリリースすることをわれわれは楽しみにしている」と述べていた。
米CNETはAppleにコメントを求めたが、回答はまだ得られていない。
iTunesの最後のメジャーアップデートであるバージョン10をAppleがリリースしたのは、2010年9月のことだ。同社はそれ以降、「iTunes Match」や「iTunes in the Cloud」、「iTunes Store」からの1080p動画再生といったさまざまな追加機能を提供してきた。新しいiTunesには、完全に刷新されたユーザーインターフェース、FacebookおよびTwitterとの統合、iCloudサポートの強化などが含まれる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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