キングジムは11月27日、手書きのノートなどアナログのメモをスマートフォンを介してデジタル化できる製品を発表した。
定番の「ショットノート」と、欧文印刷が販売するノートタイプのホワイトボード「NUboard(ヌーボード)」がコラボレーションした「SHOT NOTE NUboard」を12月19日に数量限定で発売する。価格は3045円。
NUboardに書いた内容をデジタル化して保存したいというユーザーからの要望に応えたものという。SHOT NOTE NUboardは、iPadサイズのB5変形判(246mm×195mm)を採用。iPadと一緒に持ち運びしやすいデザインにした。
ボード面には紙のホワイトボード「消せる紙」を使用しており、通常のホワイトボード同様に、繰り返し書いたり消したりできる。NUboardに書いた内容をショットノートの専用アプリ(無料)を使って撮影すると、アプリがボードの四隅のマーカーを読み取って台形補正や色補正、サイズ補正を自動で行い、書き込んだ内容をスマートフォンの画面ぴったりに取り込めるしくみだ。
また、撮影する際の反射を防ぎ、持ち歩く際に書いた文字がこすれて消えないように、各ページには消せる紙の上に透明シートを添付した2層構造を採用した。サイズはiPadサイズのB5変形判で、イレーザー付き2色マーカーが付属しています。また、表紙を留められるゴムバンド付きで、付属のマーカーを挟んで携帯できる。
アイデアの検討や打ち合わせ、プレゼンテーションに最適としている。
このほかにも、ファイルに入れた書類を必要に応じてスマートフォンで撮影して持ち出せる「ショットドックス」のノート版として、「ショットドックスノート」を12月19日に発売する。サイズと価格はA5が147円、セミB5サイズが157円。
発売に合わせて専用のスマートフォンアプリ「SHOT DOCS App」をバージョンアップし、「ショットドックスノート」に対応した「ノート撮影モード」を追加し、12月中旬よりApp StoreおよびGoogle Playにて無料配信する予定という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」