映像制作スタジオPixarに関するニュースを扱うThe Pixar Timesは米国時間11月6日、Pixarのメイン社屋が「The Steve Jobs Building」の名称で呼ばれるようになったと報じた。
Steve Jobs氏がいなかったら、Pixarは現在のような会社にはなっていなかっただろう。1980年代中盤、同社は著名映画監督George Lucas氏のリーダーシップの下、存続の危機に陥っていた。Jobs氏はAppleを追い出された後、Lucas氏に500万ドルを支払ってPixarの技術に関する権利を取得した。Jobs氏はその後も次々と同社に投資し、最終的には会社全体を買収した。
資金をつぎ込んだことでJobs氏はPixarの会長の座に就き、やがて最高経営責任者(CEO)となった。「トイ・ストーリー」がPixar初のメガヒットになった後に同社は浮上し、一部ではJobs氏がいなかったら同社はなくなっていただろうと考えられるようになった。複数の映画が立て続けに成功した後、Jobs氏は2006年、PixarをDisneyに74億ドルで売却している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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