電子書籍ストアを運営するBookLiveは11月7日、電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo(Lideo/リディオ)」を8480円で12月10日発売すると発表した。三省堂書店および電子書籍ストア「BookLive!」などで販売する。
Lideoは6インチのモノクロ電子ペーパーを採用。サイズは110mm×165mm×9.4mmで、重さは約170gでメモリは4Gバイトだ。SDカードスロットは内蔵しない。NEC製の端末で、6インチ電子ペーパーかつ公衆無線LANに対応したものでは最小・最軽量という。
目指したのは、誰でも簡単に利用できる電子書籍端末だ。40代以上の「本好き」をターゲットとする。端末は固有のIDを持つため、メールアドレスの入力を必要とせず、箱から出して電源を入れた後、誕生日と性別、パスワードの設定だけで初期設定が完了する。初期設定後、クレジットカード情報を入力すると電子書籍を購入できるようになる。
端末はWi-FiとWiMAXを搭載し、追加料金なしでWiMAXを利用できる。マンガなど容量の大きいものでも購入でき、通信データ量の制限はないが、専用のブックストア以外へのアクセスはできない。
端末の操作は、タッチパネルだけでなく、日本語で表記したハードウェアボタンを採用しており、ストアや自分の書棚へのアクセス、文字の拡大や縮小なども迷うことなく操作できるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」