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ロボット×iPadで遠隔医療--「ルンバ」の会社が医療用ロボットを披露

坂本純子 (編集部)2012年09月12日 16時11分
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 アイロボットの掃除ロボット「ルンバ600シリーズ」が10月19日に発売される。9月17日にルンバ発売から10周年を迎えるにあたり、アイロボットの創設者で、現CEOのコリン・アングル氏も来日した。

「RP-VITA」
「RP-VITA」

 今回発表のプレゼンテーションの中で披露されたのは新ルンバだけではない。遠隔診療ができる医療用ロボット「RP-VITA」のデモも行われた。南カルフォルニアのIn Touch Healthと医療プラットフォーム「AVA(エイヴァ)」を開発したもの。デモでは、米国サンタバーバラの研究所と日本の会場をリアルタイムで接続して行われた。

  • iPadを使ってPR-VITAを操作できる

 RP-VITAは長身のロボットで、医師はiPadを使ってRP-VITAを操作し、指定された患者の部屋にロボットを動かしたり心電図などのモニタをチェックしたりできる。詳細は明らかにされていないが高精細なカメラを搭載。ベッド全体を見渡せる広角カメラから、まつげの数が数えられそうなほどのクローズアップ画像まで指示でき、患部の状況なども細かくチェックできるとしている。

 コリン・アングル氏は、「世界中の高齢者が家庭で長く生活できるような支援をしたい。医療サービスを家庭で受けていただくのは重大なミッション。第一歩を踏み出そうとしている」と語った。

 アイロボットは1990年に創立。「人の命や尊厳に関わる3D=Dull/Dirty/Dangerous(退屈、不衛生、危険)な仕事から人々を解放する」という思想のもと、実用的なロボットを開発している。

  • デモで使用された米国サンタバーバラの研究所の間取り

  • 院内の様子も見られる

  • カルテと患者を見比べることもできる

  • 心電図などもモニタ可能。全体を見渡せる

  • このようにクローズアップして状態を細かく見ることもできる

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