報道によれば、先週末、テクノロジ関連の記者のアカウントがハックされたことを受けて、Appleは、「Apple ID」パスワードリセットの電話受付を停止しているという。
匿名のApple従業員はWiredに対して、この停止措置は少なくとも24時間は継続されると述べた。この従業員は、受付停止が実施されたのは、セキュリティポリシーの変更をするとした場合、どのような変更が必要なのか判断する時間を、Appleがさらに確保するためだと推測している。
Appleの顧客担当者が、Appleは電話によるApple IDリセットのリクエストをすべて一時停止していると述べたことは、この情報を裏付けるものになるようだ。この顧客担当者による説明は、WiredのMat Honan氏の個人情報盗難の原因となったハッカーによるAppleシステムの悪用を、Wiredが再現しようとした時になされた。
同顧客担当者がWiredに語ったところによれば、そうした再現の試みが失敗したのは、電話でのパスワードリセットをできないようにするシステム全体での「メンテナンスアップデート」のためだという。顧客担当者は、24時間後に電話をかけ直すか、iforgot.apple.comのサイトで、自身でパスワードの変更を試みることを提案した。
「AppleCare」の担当者はWiredに対して、「現在、われわれのシステムではパスワードをリセットすることができない。その理由は分からない」と語った。
米CNETはAppleにコメントを求めている。追加情報が入り次第、記事を更新する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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