ロジクールは7月12日、ソーラーパネルを搭載したキーボード2種類を発表した。新しいiPad及びiPad2のワイヤレスキーボード「ロジクール ソーラーキーボード フォリオ」(TK810CB)とミニマルデザインのMac/iPad/iPhone用Bluetooth キーボード「ロジクール ワイヤレス ソーラーキーボード K760」(K760)で、いずれもソーラーパネルで充電できるのが特長だ。
K810CBは、ソーラーパネルを本体背面に搭載しており、わずかな光でも充電可能という。本体は充電式で、一般的な室内光に当てて約6時間でフル充電でき、暗闇の中でも最大2年間使用(1日平均約2時間使用した場合)できるとしている。デザインはスタイリッシュな薄型設計で、アイソレーションキーボードは17mmのキーピッチ。
また、用途に合わせてiPadの設置角度を2種類のポジションから選べる「マルチビュースタンド」を採用している。eメールなどの文字入力を想定した、デスクトップPCのような画面角度の「タイピングポジション」と、外出先でiPadを使用してプレゼンテーションをする場合や、動画を視聴したい場合に適した「メディアポジション」がある。
なお、TK810CBは、iPadとペアリングをするための「Bluetoothコネクトボタン」と、キーボードの電池残量が一目で確認できる「バッテリー残量チェックボタン」を本体側面に配置。カバーを開くとiPadが自動で起動し、閉じるとスタンバイモードになる「自動オン/オフ機能」も搭載している。ロジクールオンラインストア価格は1万5800円で、7月20日に発売する。
K760は、Appleデバイス(Mac/iPad/iPhone)向けに開発したBluetooth接続のワイヤレスキーボードで、最大3台までペアリングと登録が可能。また、接続先のデバイスをワンタッチで切り替えることができ、1台でMac、iPad、iPhoneといった手持ちのAppleデバイスで快適にタイピングできるとしている。
K760は限られた室内照明でも充電できる薄型ソーラーパネルを搭載しており、フル充電すれば完全な暗闇でも最大3カ月間(一日あたり平均8時間使用する場合)使用できるとしている。
アルミニウムカラーを基調にしたスタイリッシュなミニマルデザインで、アイソレーションレイアウトを採用したほか、幅293㎜、奥行164㎜のコンパクトサイズながらキーピッチは標準的な19.5㎜。
さらに、接続デバイスの切り替えキーに加え、ホームボタン(iPad/iPhone)、Launchpad(Mac)、スクリーン輝度調整、バッテリ残量確認、マルチメディアソフトの再生/一時停止、ミュート、音量調整、オンスクリーンキーボード(iPad/iPhone)、イジェクト(Mac)などのショートカットキーも搭載している。ロジクールオンラインストア価格は、8480円で、発売時期は未定※
※7月17日、ロジクールは発売を延期することを明かにしました。当初、7月27日に発売するとしていましたが、時期は未定とのこと(7月17日追記)
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