NECビッグローブは7月5日、Twitter上での旬な話題をランキング形式で紹介する「ついっぷるトレンド」において、6月に投稿されたツイートを分析した話題度ランキングを発表した。なお分析には「ツイッターデータ分析サービス」基盤を活用している。
6月の日本の総ツイート数は12億2275万件で、5月の12億4,023万件と比較すると99%。ワードランキングでは、「台風」、「サッカー」、「AKB」関連の話題が上位を独占した。
6月のワードランキング1位は台風。6月19日、日本列島に上陸した台風4号の影響によるもので、当日の国内ツイート数を平常時と比較すると、12時30分頃から深夜にかけてツイートが増え続け、1日あたりの国内総ツイート数は、6月では最多の4551万件。歴代でも2位の結果となった。
6月19日のHOTワード推移では、授業が休講になったことを受けて「休講になったからカラオケいってくる」や「昼から休講になったから、カラオケなう」といったツイートが増加したとのこと。17時頃からは「台風4号」、「上陸」が多くツイートされ、18時頃には、2001年頃より2ちゃんねるから広まった風習で、台風が来たので「コロッケ」を食べようというツイートが多く見らたという。
ワードランキング2位はサッカー。サッカーワールドカップ最終予選とUEFA EURO 2012の2つのイベントにより、6月では特に話題となった。ワールドカップ最終予選では、6月12日に行われた日本対オーストラリア戦審判の判定への不信により、「審判」、「本田」、「PK」に関するツイートが多く投稿。当日の国内ツイート数推移では、台風のような長期間の増加ではなく、試合時間帯のみ急増し、ピーク時の20時50分から20時54分まででは平常時の2.5倍となった。
また、UEFA EURO 2012では、イタリアの悪童と呼ばれているバロテッリが大きな話題となり、「イタリア」が5位、「バロテッリ」が10位、優勝した「スペイン」は11位、善戦した「ドイツ」が9位となった。
7位だったAKBは、6月6日に行われたAKB48 27thシングル選抜総選挙により「選挙」も6位となった。当日の国内ツイート数推移では、サッカーと同様に短期間で増加。総選挙結果発表の17時30分頃からツイートが増加し、ピークの21時から21時4分まででは、平常時の約1.9倍となった。
ハッシュタグランキングでは、Twitterアカウントを利用した野球シミュレーションゲーム「twitHITter」のハッシュタグ「#twithitter」が初登場3位、UEFA EURO 2012のハッシュタグ「#euro2012」が初登場4位となっています。また、 NHK-FM放送「今日は一日“アニソン”三昧Z」のハッシュタグ「#anisonzanmai」が、2年ぶりに7位にランクインする結果となった。
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