積水化学工業は6月5日、防災意識を高め、災害発生時の被害を最小限にくい止めるためのAndroid向け減災アプリ「あんしん備忘録」を無償で提供すると発表した。6月中にGoogle Playで公開する予定。
あんしん備忘録は、災害に備えるチェックリスト、地震発生時に備える「もしもシミュレーション」、地震発生後の備えで構成されている。関西大学社会安全学部長で「地震対策完全マニュアル」の著者である河田惠昭氏が監修している。
チェックリストでは、住まい、防災グッズ、非常食など必要な備えができているかをチェックできる。地震の揺れ防止に効果のある固定器具を画像入りで紹介し、それらを必要な場所に取り入れることで、対策度が%で表示される。そこで紹介するグッズを実際に購入することも可能だ。
もしもシミュレーションでは、地震が発生した場合にエレベータ内や車の中、商業施設や公共施設内、職場や学校内、道路を歩行中など9つのシチュエーション別にどのような行動を取ったらいいのかを、早押しクイズ形式で紹介している。
地震発生後の備えとして、GPS機能で直近の避難所が分かる機能を実装。通常時は、防災の日や自宅周辺で昔あった大震災の日などに、アラーム機能にてアナウンスし、防災意識の啓発を図るとしている。
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