もしもは6月5日、国内のアフィリエイト業界の推移をまとめたインフォグラフィック「個人がネットで収益をあげる 日本のアフィリエイト業界のすべて」を公開した。アフィリエイト業界の市場規模は、2002年からの約10年間で35億9000万円から1052億5000万円となり、約30倍に急成長した。
アフィリエイター人口はのベ387万人で、日本の人口の約3%がアフィリエイターに相当する規模になる。アフィリエイターの収益は、平均報酬額が月3116円、平均成果達成率が2.6%、最高報酬額目安は月500万円になったという。
現在はアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)の統廃合が進み、より多くの成果を出している使いやすいASPが生き残るなど、市場が成熟してきたことで個人がアフィリエイ卜で利益を出せる環境が整ってきたという。
個人が作るアフィリエイトサイトへの主な集客手段である検索エンジンは、検索精度を向上させており、より質の高い、サイト訪問者にとって価値あるサイトが検索結果で上位表示されるようになっていると説明。市場が成熟してきたアフィリエイ卜業界で今後、個人がより多くの報酬を手に入れられるかどうかは、サイト訪問者や検索エンジンに信頼されるサイトとなるかどうかにかかっているとしている。
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