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アクトビラ、2012年度の事業方針を発表--BtoBの映像配信にも取り組む

加納恵 (編集部)2012年05月11日 11時10分
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 アクトビラは5月10日、2012年度の事業方針説明会を開催した。現在のテレビ向けサービスを強化するとともに、プラットフォーム事業などを含む新規事業の取り組みについて話した。現在、アクトビラ対応のテレビやデジタルレコーダー、セットトップボックスは約4000万台あるとのこと。累計接続台数は420万台。うち会員登録数は52万台を数える。


代表取締役社長の香西卓氏

 代表取締役社長の香西卓氏は「アクトビラが目指すのは映像配信事業&プラットフォーム事業の両輪をサポートするテレビ向けネットサービスの革新企業。現在は映像配信事業を中心に展開しているが、新規分野を育て経営の柱にしていく」と話した。新規事業の柱としてあげられたのは、

  • 新アクトビラサービス分野(新サービス開発)
  • アクトビラプラットフォーム分野(新市場開発)
  • システムオペレーション分野(多角化)

の3つ。アクトビラ向けサービスを強化するほか、プラットフォーム事業に取り組む。

  • アクトビラ事業サービスの進化

 プラットフォーム事業では、アクトビラのポータル画面に他業界のポータルを挿入し、双方からのシナジー効果を狙う「マイチャネル」、コンサートなどの映像を映画館で配信するOther Digital Stuff(ODS)とアクトビラのVOD配信などの連携、業務用VOD市場の開拓などを展開する。

  • マイチャネル画面

 ODSでは、5月12~25日にかけて中島みゆきのコンサートツアーを劇場で公開する「歌旅劇場版」を予定。すでにパッケージソフト化されている作品だが、初公開となるプロモーションビデオのフルバージョンを同時上映する。アクトビラでは「劇場の前売り券とアクトビラの過去作品が見られるなど、新しいビジネスモデルを提案していきたい」としている。

 またライブ配信技術をいかし、BtoB向けの映像配信事業にも取り組む。ライブ配信はアクトビラの「ボートレース TV」ですでにコンテンツ化されており、その仕組みを使って展開していくという。

テレビ向けネットサービスも拡充

  • スマートフォンとの連携も開始された

 アクトビラでは、ボートレース TVのほかにも「アクトビラ オンデマンド for Panasonic」サービスや「南相馬チャンネル」の視聴対象地域拡大などの新サービスを提供している。マルチスクリーン対応として、スマートフォンからの作品検索や視聴予約もサポートした。

 スマートフォンで作品検索や、お気に入り登録ができ、お気に入り登録した作品は自宅のテレビにも反映されているというもの。「今後は予告編や一話目を無料で提供している作品の動画などをスマートフォンでも見られるように取り組んでいきたい」としている。

 香西氏は「2010年に対して2011年は売上が2倍になった。数年後には全体の中の半分以上を新規分野がウエイトを占めるようにしたい。2年先くらいには2012年の2倍の売上を目標にしたい」と今後について話した。

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