T-Mobile USAが、買収される側から一転して買収する側に回るかもしれない。
T-Mobileは1年以上前の2011年3月、AT&Tへの身売りに合意して注目を集めた。そして今度は自ら話題を作り出そうとするかのように、親会社のDeutsche Telekomがプリペイド方式の移動体通信事業者MetroPCSの買収を検討していると、Bloombergが報じている。
Deutsche Telekomは、MetroPCSとT-Mobileを統合して1つの事業体とするかもしれない。あるいは、加入者減が続いているT-Mobileに対してかなり以前から提案されている選択肢として、米国での通信事業そのものを完全に売却する可能性もあると、Bloombergの記事は伝えている。
T-Moblie USAとMetroPCSはコメントを拒否した。
両社はともに周波数帯域を必要としており、現在それぞれが保有する帯域を統合する可能性もある。またMetroPCSは、わずかながら加入者数の増加に寄与するかもしれない。T-Mobileはすでにプリペイド事業にかなり注力しており、MetroPCSの合流はビジネスの観点で見ると効果的だろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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