Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は米国時間4月24日、第2四半期の決算発表に伴う電話会議のなかで、「MacBook」と「iPad」のハイブリッドと言えるような製品は、エンドユーザーにとって「妥協の産物」にしかならないため、Appleとしては発売するつもりがないと述べた。
Cook氏は「トースターと冷蔵庫を一体化することは可能だ」と述べたうえで、「しかし、そういった製品はユーザーが喜ぶものとはならないだろう」と続けた。
だが、「Oona」というスマートフォンスタンドを創り出した人々は、Cook氏のこういった見解を気にしていない。彼らは、iPadをMacBook Airのように使える「Brydge」というキーボードケースを製品化する最新プロジェクトのために、Kickstarterを通じて資金(9万ドル)を集めようとしている。
Brydgeの主な仕様は以下の通りである。
Brydgeが成功を収めるうえで、その価格がハードルとなる可能性もある。ただ、すべてのKickstarterプロジェクトに共通することだが、発売前に注文し、プロジェクトの資金調達を支援した人々には、特別割引の恩恵が用意されている。こういったアーリーアダプターとしてBrydgeを(発売された暁に)入手する場合、スピーカーなしモデルで150ドル、スピーカー付きモデルで180ドルを支払うことになる。
Brydgeの最終的な小売価格は、スピーカーなしモデルで170ドル、スピーカー付きモデルで210ドルになる見込みである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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