Linuxの生みの親であるLinus Torvalds氏が、ミレニアム技術賞の受賞者2人のうちの1人に選ばれた。
Torvalds氏はLinuxの開発と継続的な貢献を認められて、フィンランド技術賞財団から2012年の受賞者に指名された。2004年に新設されたミレニアム技術賞は、「現在と未来において人間生活の質を大幅に向上させる技術革新」を2年ごとに表彰する。
同財団はTorvalds氏選出の発表に際して、「(Linuxは)世界中の『Android』スマートフォンやタブレット、デジタルテレビレコーダ、スーパーコンピュータの基盤となった」と述べ、「今日、仕事と社会生活をより簡単で楽しいものにする、Linuxを中核に据えたデバイスを膨大な数の人々が使用している」とした。
Torvalds氏は、幹細胞研究における功績を認められた日本の山中伸弥博士とともに、フィンランドのヘルシンキで現地時間6月13日に開催される授賞式でミレニアム技術賞を授与される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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