YammerがoneDrumの買収により、自社のビジネス向けファイル共有およびコラボレーションサービス分野の拡大を目指している。
英国に本拠地を置く新興企業のoneDrumは、よりソーシャル指向の強いワークツールを企業向けソーシャルネットワークに提供している。同社は、「Google Docs」を「Microsoft Office」(「Word」「Excel」「PowerPoint」)と連携させ、リアルタイムのコラボレーション、共同編集、文書の共有を可能にするピアツーピアのデスクトップアプリを開発した。
このため、Yammerは、複数ユーザーのデスクトップ間でファイルフォルダの共有を可能にするデスクトップ同期機能を追加して、自社のリアルタイム文書エディター機能「Pages」を強化することができる。さらに、「Yammer Ticker」では、文書の新しいバージョンや文書内の変更箇所を見ることができるだけでなく、前に保存したバージョンに戻す機能もサポートされる。
これらの文書はモバイルデバイスでも表示することができ、複数のユーザーによる同時編集やYammer内での全文検索も可能になる。
買収が完了すると、oneDrumの全従業員は最高経営責任者(CEO)のJasper Westaway氏とともにYammerに移行する。
買収における財務面での条件は公表されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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