キングジムは3月27日、ドキュメントスキャナと連携して使用するための「スキャンノート」を4月25日より発売すると発表した。
ヒット商品「ショットノート」に続くデジタルとアナログを融合するためのノートで、“書いたら、切って、まとめてスキャン”をコンセプトに開発したという。スキャンノートには、背付近にミシン目と上下の切込みが入っており、カッターや裁断機を使わずに簡単に複数枚のノートを切り取りってスキャンしやすくしている。表紙とは別に「ノートのタイトル」「使用期間」などを書き込める「扉紙」が付いており、ノートと一緒にスキャンする事で、パソコンのサムネイル上でもノートの検索が容易にできるとしている。
また、使用中のノートを切り取らずにデジタル化できるよう、ノート見開き中心部に帯状の印刷を施し、左右のページを区切ることで、スマートフォンのスキャナアプリでの撮影や読み取りをしやすくしたという。
ノートは、横罫線タイプと、図やイラストに便利なドット方眼タイプの2種類。サイズはいずれもA5・セミB5タイプの2種類で、価格はA5タイプが210円、セミB5タイプが220円。
スキャンノートは、PFUのパーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap」とブランドタイアップを実施。ScanSnapを使用すると、サイズ自動検出機能により裁断後のノートサイズを設定することなく、スムーズにスキャンが可能。また、スキャン後はScanSnapのクイックメニュー機能によりEvernoteなどの各種クラウドサービスにダイレクト投稿できるとしている。
初年度販売目標数量は新製品合計で25万冊。
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