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社内公用語が英語になったら--「転職を考える」47.2%

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 英会話のGABAは3月9日、全国の20~49歳の男女ビジネスパーソン1000人を対象に実施した「ビジネスパーソンのスキルと資格に関する調査」の結果を発表した。

 身につけたいビジネススキルについて、複数回答形式で質問したところ、全体で1位となったのは「コミュニケーション力」(60.9%)だった。以下、2位「判断力」(46.8%)、3位「パソコンスキル」(43.1%)となり、「英語力」は41.8%で4位だった。

 男女別でみると、男性では1位「コミュニケーション力」(58.8%)、次いで「判断力」(45.0%)、「英語力」(39.2%)、「マネジメント力」(38.4%)、「交渉力」(37.8%)、「分析力」(37.6%)が続いた。女性でも「コミュニケーション力」(63.0%)が最も多く、次いで「パソコンスキル」(53.0%)、「判断力」(48.6%)、「英語力」(44.4%)となった。

 どのようにしてスキルをアップさせているかという質問に対しては、「日常業務」が最も多く(52.2%)、以下、「自己投資」(40.2%)、「会社が用意した研修」(32.6%)、「社内の勉強会やセミナー」(19.9%)という結果となった。

 最頻利用SNS別にみると、Facebookを最も利用していると回答した73人は「自己投資」が61.6%と6割を超え、自己投資をしている割合が2番目に高いTwitterユーザー105人の51.4%と比べ10.2ポイント高かった。また、「SNSは利用していない」と回答した351人の31.3%と比較して30ポイント以上高い結果となった。

 Facebookユーザーは「社外の勉強会やセミナー」「自分で探した社外の研修」と回答している割合が他に比べて高く、スキルアップに対して積極的に取り組んでいる傾向がみられるという。

 さらに、自己投資でスキルアップさせていると回答した402人に、スキルアップのための自己投資金額(1カ月)を自由回答で聞いている。全体では「1円~4999円」が32.7%、「5000円~9999円」が16.8%、「1万円~1万4999円」が17.2%だった。「ゼロ円」は19.4%となり、自己投資している人の約8割は、自分で費用を負担していることがわかった。自己投資金額の平均値は、全体が7400円、男性で8600円、女性で6200円となった。

 今後予定している1カ月の自己投資金額は、全体で「1~4999円」が29.6%、「5000~9999円」が17.5%、「1万円~1万4999円」が17.2%となり、「3万円以上」も10.2%いた。平均値は、全体で1万900円、男性で1万1800円、女性で1万100円だった。

 ビジネス面における2012年度の目標は、全体では「職務上の成果・成績UP」(37.8%)、「年収UP」(32.4%)、「専門スキルアップ」(31.8%)、「ビジネススキルアップ」(29.5%)となった。

 10年後に実際に到達したい目標年収を聞いたところ、全体では「200万~399万円」(18.0%)、「400万~599万円」(27.5%)、「600万~799万円」(20.8%)となり、「1000万円以上」は22.5%と2割強となった。これをFacebookユーザーで見ると、1000万円以上を目標としているのは35.3%となり、平均は806万円と他のSNSユーザーに比べ高くなった。

 こうした中、高校受験や大学受験の勉強で身に付けた英語がビジネスの実戦の場で役に立っていると思うかどうかも聞いている。「思う」は16.5%、「思わない」が56.8%、「ビジネスの実戦で英語を使うことはない」が26.7%となり、8割以上は受験勉強で身に付けた英語がビジネスの場では役に立っていない、もしくは使っていないという結果となった。

 そして、現在の勤務先の社内公用語が英語となった場合、転職を考えると思うかという質問では、47.2%が「思う」、51.7%が「思わない」と回答し、半数近くのビジネスパーソンが転職を考えると思うと回答した。

 10年後の目標年収別にみると、399万円以下(173人)では、転職を考えると「思う」が52.0%、400万~799万円(404人)でも51.8%と半数を超えた。800万円以上(260人)になると、39.3%と4割を切り、転職を考えると思う割合が他の年収層に比べ少なくなった。

 また、取得している資格や検定試験のスコアについて聞いたところ、全体では「英検(実用英語技能検定)」(35.6%)が最も多く、次いで「簿記検定」(21.4%)、「TOEIC」(13.8%)、「秘書検定」(8.7%)となった。英語関連の資格や検定を性年代別にみると、「英検」は年代が低くなるにつれて高くなり、20代男性で45.8%、20代女性で55.1%となった。「TOEIC」は20代男性で25.9%と高く、4人に1人が受験していた。

 今後取得したい資格や検定を聞いたところ、全体では1位「TOEIC」(18.7%)、2位「医療事務資格」(12.1%)、3位「簿記検定」(9.5%)、4位「カラーコーディネーター」(8.8%)となった。

 英語関連の資格や検定を性年代別でみると、「TOEIC」では20代男性(23.5%)、20代女性(21.6%)、30代女性(22.2%)でそれぞれ2割を超えた。ビジネスの場で現在英語が必要な人(154人)では40.3%、今後1~2年以内に必要になると思う人(125人)では35.2%が今後TOEICを受けたいと回答した。

 今後取得したい資格や検定があるという615人に、なぜ取得したいと思うのかを聞いたところ、全体では「何かあった時に備えておきたいから」(46.7%)が最も多く、次いで「色々なことにチャレンジしたいから」(36.1%)、「将来必要になると思うから」(32.2%)となった。

 10年後の目標年収別にみると、「何かあった時に備えておきたいから」は399万円以下が57.0%と他の層よりも高く、「将来必要になると思うから」「自分の能力を確認したいから」では、目標年収が高いほど割合も高くなる傾向がみられ、800万円以上ではそれぞれ41.1%、32.6%となった。

 調査は2月7~9日にネットエイジアのモバイルモニター会員を対象に携帯電話によるインターネットリサーチで実施された。有効回答数は1000サンプル。

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