- Microsoftは、Windows 8を武器にしてタブレット市場への参入を果たすことになる。実際のところ、Windows 8を搭載したデバイスにより、MicrosoftはRIMやその他の競合他社では成し得なかった魅力を創出できるようになるはずだ。そしてMicrosoftは、タブレット市場で成功を収めるためにOffice製品の力を利用することになるだろう。とは言うものの、企業市場ではiPadに大きく水を空けられた2位に留まり、コンシューマー市場では3位となる可能性が高い。また、コンシューマー市場におけるAndroidタブレットとのシェア争いは、Amazon Kindle Fireの影響を大きく受けることになるはずだ。というのも2012年の末までに、Amazon Kindle Fireが市場におけるAndroidタブレットの大多数を占めることになると予想されるためだ。一方、PC市場に目を向けた場合、Windows 8はWindows 7がリリースされた時のような企業のPC買い換え需要の起爆剤となることはないと思われる。
- Intelがモバイル分野で有力な存在となる。この予想には少し無理があるかもしれないが、モバイル端末の世界でもいずれはパワーとパフォーマンスが重要視されるようになってくるはずだ。Intelは定期的にイノベーションをもたらすという戦略で成功を収めている。ただ、Intelの行く手には大きな難関が待ち受けている:モバイル業界ではARMアーキテクチャが優勢であり、多くのメーカーにIntelアーキテクチャを採用してもらうのはそれほど簡単なことではないのである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。