身につけるだけでライフログ--「Jawbone UP」に見るガジェットの可能性(1) - (page 2)

iPhoneアプリとセットで利用する

 最近の身につけるガジェットの多くには簡単なディスプレイが用意されていて、現在の計測結果などを簡単に見ることができる製品が多い。歩数計もその最たる例で、リセットしてから現在までの歩数を簡単にチェックできる。しかしUPに用意されているのはモード表示のインジケータだけだ。

  • iPhoneと接続したところ。アプリから同期を行える

 UPに記録されたデータを見るには、iPhoneアプリを利用する必要がある。UP by JawboneというアプリがApp Storeから無料でダウンロード可能だ。UP本体のキャップを外して、ステレオヘッドフォンジャックをiPhoneに差し込み、アプリから「Sync」を行うと、UPに記録されたデータがiPhoneに移される。

 iPhoneではその日の活動を時系列で表示することができ、例えば睡眠の深さや質はどうだったか、仕事の時間中、いかに自分が動いていないか、1日の運動量がどれだけか、と言うことをアプリの上で可視化してくれるのだ。

  • 充電はUSBをパソコンや充電器に接続して行う。バッテリは10日間持つ

 ガジェットの多くはパソコンと同期する必要があるモノが多い。しかしUPは常にポケットに入っているiPhoneと同期することができるため、ちょっとしたスキマ時間にデータを吸い出して、自分のライフログをチェックできる。毎日ライフログを蓄積したり分析したりする上で、簡単に同期できるという点は非常にありがたい。

 続けることに意味がある点を考えると、腕に常に装着しているガジェットと、ポケットに常に入っているiPhoneを連携させることは、むしろ必然的と言える。

  • UPからログを同期するとアプリ内でグラフ化して、1日の行動やアクティビティをチェックできる

  • アプリにはバンドの使い方ガイドも収められており、マニュアルを開かなくても利用できる

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]