手書き文字も認識できる高機能ノートアプリ「7notes mini for iPhone」

 7notes mini for iPhoneは、高度な手書き文字認識機能を備えたノートアプリだ。手書き文字を漢字変換したり、テキストと手書き文字とが混在した文章を作成したりできる。メールやSNSへの投稿、PDFなどに対応しているほか、有料のアドオンを追加するとEvernote内のテキストノートを読み込んで編集することもできる。

  • 手書き変換という不思議な感覚。濃い緑のゾーンに入ると自動的に手書きスペースが左へ移動する

 入力方法は、交ぜ書き変換、書き流し、ソフトキーボードの3種類。「mazec」という特殊な入力システムにより、手書き文字がスピーディーに変換される。すべてをひらがなで書いても漢字変換できる。交ぜ書きでの入力は、フリック入力などの普通の入力変換機能に近く、フリックの代わりに手書きするという感覚だ。

 書き流しの場合は、手で書いたとおりの状態が保存される。他の手書きアプリと異なるのは、手書き文字を後からテキストに変換できることだ。急いでいるときは、ひとまず書き流しでメモを取り、後で清書するかのようにテキストに変換することが可能だ。書き流しでは、線の色と太さを選択できる。

  • 画面前半が交ぜ書き、後半が書き流し。後から再変換できるのが便利

 メモの書式も細かく設定可能だ。フォントの設定以外にも上下のマージンや行送りまで選択できるが、これは見た目の書きやすさだけでなく、画像に変換した際の見やすさにも影響する。背景として、色や画像を選択できるほか、「テンプレートギャラリー」が用意されており、ウェブサイトを通じて招待状やXmasカードなどの画像をダウンロードして手書きのメッセージを送ることも可能だ。なお、テンプレートは随時追加されている。

 作成したノートは、メールやSNSで送信できるほか、TwitterやFacebookに投稿したり、他のアプリで開いて利用したりすることもできる。テキスト形式ならば、Evernoteに直接保存することも可能だ。また、有料にはなるが、「Evernote高機能連携アドオン」を追加すると、Evernoteのノートブックを指定してテキスト以外のPDFや画像などの形式を指定して保存できるようになる。

 フリック入力にいまいち慣れないという人でも手書きなら素早く入力できるだろう。紙のメモ帳ではページをめくらなくてはならないが、7notes miniの場合はめくる必要はない。また、誤変換があっても後から修正できるのでメモ取りに集中できる。会議の議事録作成や打合せメモ、報告書の下書きなど活用できるシーンは多いだろう。

  • 書き流し(Stroke)の線の色と太さの設定

  • メモの書式設定画面。[罫線]からはカラフルな罫線も選べる

  • ノートはテキスト以外にも画像やPDF形式で書き出せる

>>7notes mini for iPhoneのダウンロードはこちらから

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