アイデア出しに便利なマインドマップ作成アプリ「MindNode」

 MindNodeは、マインドマップを作成するためのアプリだ。オリジナルのマインドマップに近い形式で「ブランチ」上にテキストを書けるのが特長だ。また、Mac版のみとなるが、デスクトップで使用できるMindNode Free(無料)MindNode Pro(1700円)があり、無線LANを介して同期できる。なお、写真などのメディアをマインドマップに挿入する場合は、デスクトップ版のMindNode Proが必要となる。

  • マインドマップ一覧。名前順または日付順にソートできる

 ノードを好きな場所へ広げて書いていくのが、マインドマップの醍醐味。しかし、キーワードを次々に並べていきたい場合などテキストでのアイデア出しに集中したい場合は「スマートレイアウト」モードをオンにしよう。ノードが重ならないように自動的にレイアウトが決定されるので便利だ。スマートレイアウトモードはいつでもオフにできるので、ある程度書いてから自由に変更したいというニーズにも対応している。

 おまかせでもカラフルなマインドマップが作成できるが、細かくカスタマイズすることも可能だ。ノードをタップすると表示されるメニューから[インスペクタ]を選択すると、ノードの形式、テキスト書式、ブランチの色や種類などを設定できる。点線や囲みなどを指定すると、ガラッと雰囲気の変わったマインドマップを作成できる。

 作成したマインドマップは、MindNode形式、FreeMind形式、PNG画像、テキストアウトライン、OPMLアウトライン、PDFとしてメールで送信できる。また、カメラロールに画像として保存したりDropboxに保存したりすることもできる。アプリはiPhoneとiPadの両方に対応しているが、同期する場合は、デスクトップ版またはDropboxを介して同期することになる。さらに、AirPrintにも対応している。

 iPhoneという小さな画面でも縦横無尽にキャンバスを移動してブランチを伸ばしていけるので、画面が狭いというストレスは少ない。むしろ、ブランチを切り離したり他のブランチに接続したりすることが簡単なので、使っていて気持ちのよいアプリと言える。基本的な機能はMacのFree版でも利用できるので、外出先で書いたマインドマップの続きをMacで書くということが可能だ。企画の下書きに使うなど用途は幅広いだろう。

  • スマートレイアウトがオンの状態。ノードが自動的に調整される

  • ノードやブランチを変えて、カラフルかつ見やすいマインドマップを作成できる

  • Mindnode形式をはじめ多様な形式に対応している

>>MindNodeのダウンロードはこちらから

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