今年の紅白歌合戦は、「少女時代とKARAの初出場が楽しみだ」といった一言や、「AKB48とPerfumeって、4回目の出場なのね」などの“つぶやき”を遠く離れた友人と「tuneTV」で共有されるかもしれない。リリース後4カ月で10万ダウンロードに迫る、ソーシャルテレビiPhoneアプリの「tuneTV」がバージョン2.0に大型アップデートした。
tuneTVは、首都圏キー局7チャンネル(NHK総合:1ch、NHK Eテレ:2ch、日本テレビ:4ch、テレビ朝日:5ch、TBS:6ch、テレビ東京:7ch、フジテレビ:8ch)ごとのTwitterのタイムラインや、番組ごとの盛り上がりを1分単位で計測する「リアルタイム話題率グラフ(各番組に対するツイート内容と頻度を元に算出したTwitterでの擬似話題率)」で、現在もっとも話題になっている番組を一目で確認できるのが特長だ。今回新機能としては、Facebookへの投稿、番組チェックイン機能、話題率がピークに達した時の通知(フィーバーアラート機能)などが追加された。
この新機能の中で、番組チェックイン機能と放送中の番組一覧表示は、ユーザーから寄せられた声に応えたものだという。後発のソーシャルテレビアプリが続々とリリースされているが、「ある一定のポジションは築けている」と開発元のジェネシックス取締役の冨田憲二氏は自信を持つ。「2011年内に30万ダウンロードを必達し、2012年3月末までに70万ダウンロードを突破、ポジショニングを固める」と目標を示した。
積極的な数字を掲げる時には、チャレンジ要素が含まれているものだが、新機能ではフィーバーアラート機能がそれにあたる。リアルタイム話題率グラフのピークを超えた場合、ユーザーにプッシュ通知をするという機能だが、通知の回数については、「まだ確定していない」(冨田氏)とのことだ。テレビを見ていない時にユーザーが何度も通知を受けることや、就寝中に深夜番組で通知を受けるのは不快に感じる可能性が高い。リリース後、ユーザーの声に応えて機能や回数が決まるだろう。「そろそろ、紅白歌合戦の後半が始まります!」や、「箱根駅伝、往路優勝がそろそろ決まる!」といった通知を歓迎する向きがいるかもしれないが、テレビの視聴サポートアプリというコンセプトに、プッシュ通知がどう寄与するのかは注目どころだ。
なお、12月31日まで、アプリのアップデートを記念して「福引きチェックインキャンペーン」を実施している。tuneTVのTwitter「@tune_TV」をフォローして、tuneTVアプリからチェックインすると景品が当たる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス