NTTドコモとアジア航測は12月5日、防災・環境分野での業務提携に合意したと発表した。自治体向け防災情報提供事業と再生可能エネルギー導入支援事業を共同で推進する。
NTTドコモが全国約4000カ所に設置を進めている環境センサの気象観測データと、アジア航測が保有するGIS(地理情報システム)技術と防災・環境分野でのコンサルタントに関するノウハウを融合。自治体向け防災情報の提供と、再生可能エネルギー導入のための発電量予測に関する支援事業を展開する。
防災情報提供事業では、環境センサによる雨量リアルタイム情報とGISベースの行政向け情報システムを活用し、即時性の高い災害情報を自治体向けに提供する。
再生可能エネルギー支援事業では、環境センサで風向や風速のリアルタイム情報、太陽光発電装置での発電情報をNTTドコモが提供し、観測情報をアジア航測が解析。各自治体が保有する公有地などの風力発電量や太陽光発電量を予測シミュレーションし、発電事業者に対してコンサルティングサービスを提供する。
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