欧州司法裁判所は、レコード会社や映画スタジオがブロードバンド会社に対し、裁判所を利用して加入者を追跡したりブロックしようとしたりするような指示を出すことはできないとする判決を下した。
欧州司法裁判所は、「欧州連合(EU)法では、ファイルの違法ダウンロードを防ぐために、各国の裁判所がインターネットサービスプロバイダー(ISP)に対してフィルタリングシステムの導入を求める命令を課すことはできない」との裁定を下した。
レコード会社や映画スタジオ、そして著作権のある音楽や映画、メディアの所有者は近年、海賊行為に対してISPが責任を負うよう政府や裁判所に働きかけている。こうした企業は、ISPは加入者がオンラインで何をしているかについて目を配るべきで、著作物に違法にアクセスしている加入者が見つかった場合には、裁判所がISPに対して、その加入者をインターネットから排除するよう命令するべきだと主張している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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