comScoreの新しい調査によると、米国における2011年のクリスマスシーズンはオンライン企業にとって、大きな収益を上げるチャンスになりそうだという。
comScoreによると、2011年11〜12月の米国消費者のオンライン支出は376億ドルとなり、前年同期の326億ドルから15%増加する見込みだという。より長期的な観点からこの数値を見てみると、2011年1〜10月の米国におけるオンライン支出は1243億ドルであった。
comScoreは、消費者が既に支払った金額に基づくデータも発表している。同社によると、11月1日〜20日の米国消費者のオンライン支出は96億7000万ドルで、前年同期の84億7000万ドルよりも14%増加しているという。これまでのところ、オンライン支出が最も高かったのは11月16日で、売上高は6億8800万ドルであった。
しかし、消費者の行動パターンが例年通りであるとすると、1日のオンライン支出がさらに高い日がやってくるのはこれからである。comScoreによると、最もショッピングが多い期間はクリスマス前の1週間であり、クリスマスの2週間前が僅差でそれに続くという。
comScoreは、2011年の消費者がオンラインサイトに何を求めるかについても調査した。驚いたことに、無料配送を望む人は非常に多く、comScoreの調査に対する回答者の30%が無料配送でなければ商品を購入しないと述べた。また、それ以外に46%の回答者が「無料配送の商品を積極的に検索している」が、それが購入のための必須条件であるとは思わないと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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