Twitterは米国時間11月7日、Mass RelevanceとCrimson Hexagonとの提携を発表した。両社は、テレビ放送局が1日につき2億5000万件以上投稿されるツイートの中から番組に関連するコメントを見つけ出すのを支援する企業だ。Twitterのユーザー数は1億人を突破しており、ラジオおよびテレビのネットワークやブランドは「フォロワー」を獲得しようと躍起になっている。
Twitterの公式ブログでは、「われわれは、皆がTwitterを最大限に活用するのを支援する新たな方法を模索しており、今後もこうした提携関係を結んでいくつもりだ」と説明されているが、詳細はほとんど明かされていない。
Twitterによると、これらの提携は収益源というよりも、ユーザーベースの拡大を目指す同社がテレビ上でTwitterの存在感を高めるための施策なのだという。こうした発言を聞くと、驚かずにはいられない。なぜなら、Twitterはその膨大な数のユーザーを利益につなげる方法を懸命に模索してきたからだ。
多くのテレビ番組はプロモーションを実施しており、視聴者に対してコンテストや舞台裏のエピソード、一部先行公開などの特典を得るためにTwitterストリームをフォローするよう促している。素人の参加者が歌唱力を競うNBCの「The Voice」のように、視聴者のツイートをリアルタイムで表示している番組もある。番組側は、この表示を実現するとともに、最も関連性の高いツイートを発見するためにMass Relevanceのような企業を雇う。これは、テレビ画面に向かって叫び、その声を番組の参加者や審査員に聞いてもらうような体験だ(口汚い言葉を含むツイートは排除される)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果