電通、電通レイザーフィッシュ(DRF)、日本マイクロソフトは10月26日、ソーシャルメディアマーケティング領域で業務提携することに基本合意したと発表した。
今回の業務提携により、マイクロソフトのクラウド基盤「Windows Azure Platform」上に構築した各種ソーシャルメディアマーケティングソリューションを、日本の広告主向けに提供する。日本マイクロソフトがサービスの提供基盤と開発リソースの提供、電通が広告コミュニケーションの企画と設計、DRFがサービスの構築と運用を行う。
第1弾として、日本マイクロソフトとDRFが開発を支援し、リード・レックスが開発したFacebook向けコンテンツ管理ツール「sociobridge(ソシオブリッジ)」を、カスタムアプリ開発環境やその導入支援サービスと合わせて提供する。
sociobridgeは、Facebookページへの投稿管理、投稿内容監視、カスタムタブ作成、簡易アプリ搭載などの機能を持つFacebookページの運用統合管理ツール。わかりやすいインターフェースで、Facebookページ運用の初心者にも利用できるという。販売価格は、初期設定費用が8万5000円、スタンダードプランが定価月額8万5000円。総販売代理店はDRFが担当する。なお、電通は2011年2月に米国Facebook社と「Facebook活用マーケティング・サポート」で業務提携している。
今後は、Facebook以外のメディアへの対応、多言語への対応を進め、日本発のソーシャルメディア全般の管理ツールとしてグローバルに利用できるサービスを目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」