ヤフーを使いやすくしたスマホ--Android 2.3搭載「Yahoo! Phone」 - (page 2)

Yahoo!を便利にするオリジナル画面

 009SH Yは、Yahoo! JAPANオリジナルの機能として、Yahoo!のサービスが使いやすくなるオリジナルインターフェース「Yahoo!ホーム」を持つ。

  • 「Yahoo!ホーム」ではYahoo!の最新情報がすぐに確認できる

 ホーム画面から最新情報をチェックできるYahoo!ホームだけではなく、Yahoo!サービスを一覧に並べたナビゲーション、従来の携帯電話のように、よく使う機能が大きなアイコンとして並んでいるメニュー、通常のAndroidと同じように小さいアイコンが表示されるホーム画面も用意されている。このように、自分が使いやすいインターフェースを選べるようになっている。

 Yahoo!ホームへの切り替えは画面右下にある「Y!」マークを押すだけ。ニュース、エンタメ、地域、パーソナルなどのジャンルごとにタブ分けされているような構成で、左右にスライドさせることで、そのジャンルの最新情報がすぐに表示される。

 内容は、Yahoo!サイトと同じものだが、ウェブサイトだと細かい情報を確認するために、ジャンルをクリックするたびにページを読み込まないといけない。しかし、Yahoo!ホームならスライドするだけで、素早くスムーズにコンテンツを切り替えられるので、とても快適だ。

 右下のアイコンをクリックするとサービスの一覧が表示される。アプリとYahoo!サービスとがタブ分けされており、Yahoo!サービスは、ニュース、天気、オークション、地図などが用意されている。

 さらにAndroidホーム画面もカスタマイズされており、「ロコ地図」「Y!カレンダ」「ヤフオク」「GyaO!」などのYahoo!サービスのアプリが並べられている。

 このように、Yahoo!ホーム、Yahoo!サービス一覧、Yahoo!サイトと、どこからでもYahoo!が思う存分活用できる端末となっている。

  • Yahoo!ホーム画面からひとつスライドさせると、最新ニュースが一覧表示される

  • もうひとつスライドさせれば地域ジャンルになる。Yahoo!ロコはここだ

  • 画面をスライドさせて4番目に表れるのがYahoo!ショッピング

  • 5番目はエンタメ情報が満載。GyaO!はここ

  • 6番目はパーソナル。Yahoo!ホームは、このように6ジャンルに分けられている

  • Yahoo!サービス一覧からは、各種サービスがすぐにアクセスできるようになっている

  • Yahoo!サイトのトップ画面。通常はこの画面で、Yahoo!のサービスを楽しむことになる

  • アイコンがYahoo!サービスが利用しやすいようにカスタマイズされている。通常のAndroid端末だと検索窓はGoogleだが、009SH Yは、もちろんYahoo!

  • 用途別にまとめられたタイルメニュー

日本仕様の機能も搭載

 ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイと日本オリジナルの機能にも対応している。そのため、従来の携帯電話から乗り換えても、いままでと同様の使い方ができる。各種機能のアイコンがタイル状に並んでいるメニュー画面もあるため、自分の使いたい機能も探しやすい。

 また、YouTubeの動画を見たり、Androidマーケットからアプリを追加したりと、Yahoo!以外の機能も盛りだくさん。通常のスマートフォンとしても必要十分の機能を搭載しているのだ。

 Androidスマートフォンとしても十分使えるうえ、Yahoo!サービスにカスタマイズされたメニュー画面が追加されている。カスタマイズしやすいAndroid端末の新しい方向性として、いままでとは違うAndroid端末の魅力を引き出したマシンといえそうだ。

  • ワンセグは視聴、録画、データ放送に対応。画面上で指をスライドさせればチャンネルが変えられる

  • アプリはAndroidマーケットから入手可能。Yahoo! Phoneだが、もちろんGoogleのサービスも利用可能だ

  • カメラで撮影してみた。スマートフォンの中では解像度が高めだが、精細さには欠けるようだ

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