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NEC、遠隔業務を支援するウェアラブルコンピュータ--小型軽量化で使いやすく

坂本純子 (編集部)2011年10月18日 06時00分
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 NECは10月17日、遠隔業務などを支援できるウェアラブル(身体装着式)コンピュータ「Tele Scouter(テレスカウター)」を発表した。12月26日から出荷開始予定だ。

  • 高精細なヘッドマウントディスプレイ

 Tele Scouterは、視界の一部に半透明な映像を表示するメガネ型のヘッドマウントディスプレイと、映像出力や他の機器と通信を行う小型コンピュータで構成する。

 ヘッドマウントディスプレイは、12ポイントの細かい文字まで視認できる高精細の液晶パネル(ブラザー工業製)を採用。コンピュータ部を小型化し、大きさは従来比約50%の140mm×90mm×55mm、重さも約360gと約半分に軽量化したという。さらに、Bluetoothに対応し、バーコードリーダーや各種センサなどとの連携も可能だ。

  • 本体の新旧製品比較

 また、新たに遠隔業務支援ソフトウェアを製品化。現場作業員が見ている映像を遠隔地にいるオペレーターへリアルタイムに送信したりオペレーターが作業員のヘッドマウントディスプレイに説明書や指示データを送信したりできるようにした。

 将来的には、顔や音声認識技術、クラウド上のビッグデータを活用してAR(拡張現実)やエンターテインメントなどの応用分野へも展開したい考えだ。例えば、顔認識や音声認識により、パーティの場で初めて会った人を認識してプロフィールを表示することが可能になる。

  • ベルトなどに本体を設置する

 価格は「テレスカウター ベーシックモデル 専用メガネフレーム付」が40万円~、「遠隔業務支援ソフトウェア(サーバソフトウェアおよびクライアントソフトウェア)」が199万円~。11月10日から11日まで、東京国際フォーラムにて開催予定の「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2011」において展示するとしている。

  • 遠隔操作のデモ

  • オペレーターは、作業者の環境を見ながら指示を出せる

  • 顔認識のデモ。パーティの場などに役立てられるという

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