eBayは米国時間10月12日、サンフランシスコで開催されている開発者会議Innovateにおいて、「X.commerce」と呼ばれる新しい事業部の管理下で、Facebookの新しい「Open Graph 2.0」を自社のグローバルな取引システムに組み込んでいくと発表した。この事業部にはeBayのほか、PayPalと、10万以上のショッピングサイトを構築しているMagentoも含まれるという。
X.commerceのバイスプレジデントでありゼネラルマネージャーであるMatthew Mengerink氏は米CNETに対し、「Facebookは今や、最大の商取引エコシステムとリンクされた」と語った。
今回初めて、eBayの開発者コミュニティーは、製品に対して「Like」ボタンを押す以上のことができる、Facebook上のソーシャルコマースアプリケーションを構築することが可能となる。FacebookのプラットフォームおよびモバイルマーケティングディレクターであるKatie Mitic氏は12日の基調講演で、例えば、ユーザーは製品に対して「買う」「持っている」「ほしい」「おすすめ」「レビュー」などができるようになり、また、それを友達や家族と共有することも可能となる説明した。「これにより、口コミマーケティングに拡声器が取り付けられる」(Mitic氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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