技術系ニュースサイトDigiTimesの最新記事によると、台湾に拠点を置くメーカーWintekが生産している「iPhone 5」用タッチパネルの一部に問題が見つかったという。
DigiTimesは台湾の現地時間9月23日、情報筋の話として、Wintekが生産しているiPhone 5用タッチパネルの一部に「後発の気泡」による不具合が見つかったと報じた。この不具合がスクリーンにどういった影響を及ぼすのか情報筋は具体的に語っていないが、DigiTimesによると、この不具合はタッチパネルのラミネート加工後の組み立て段階になってから現れるという。
Wintekは、Appleが準備を進めているとされるiPhone 5のパネルを製造する数少ない企業の1つと考えられている。DigiTimesの情報筋によると、WintekはiPhone 5用タッチパネル全体の20~25%を提供する予定だという。
今回の不具合がAppleの部品供給上の要求に応えるWintekの能力に影響を及ぼすかどうかについては、さまざまな見方がある。DigiTimesの情報筋はパネルの初期出荷台数に影響すると述べているが、WintekはDigiTimesに対し、そのようなことはないと述べている。加えて、DigiTimesの情報筋によるとiPhone 5用パネルはiPhone 4用パネルと同じ生産プロセスを採っているため、それほど時間をかけずにこの不具合を修正できるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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