ソニー初のバランスド・アーマチュア型イヤホン--独自の超小型ドライバを開発

加納恵 (編集部)2011年09月20日 17時47分
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 ソニーは9月20日、バランスド・アーマチュア・ドライバユニットを初採用したイヤホンを発表した。独自開発のドライバユニットを搭載する。

 バランスド・アーマチュア型は少ないエネルギーで振動板を動かし、音を鳴らせるため、遮音性が高く音漏れが少ないことが特長。ソニーでは従来から、空気を取り入れて振動板を大きく揺らすことで音を鳴らすダイナミック型のヘッドホンを発売しているが、今後はバランスド・アーマチュア型、ダイナミック型の両タイプを販売することで、ユーザーのニーズに対応していくとしている。

 発売されるのは「XBA-1SL/2SL/3SL/4SL」、iPod/iPhone/iPadの操作ができるリモコンを装備した「XBA-1IP/2IP/3IP/4IP」。全機種にソニー製のバランスド・アーマチュア・ドライバユニットを搭載。フラット形状のエアダクト構造を採用した独自ドライバにより、広帯域に伸びのある音楽再生を実現するとしている。ドライバ自体は9mmのダイナミック型に比べ体積が40%小さい超小型化を実現。これによりドライバが1つのシングルタイプから4つ内蔵したクワッドタイプまで4機種をそろえた。

  • ダイナミックドライバとバランスド・アーマチュアドライバのサイズ比較

  • XBA-1SL~4SLまでの音質の違い

 ハウジング部は内部と外部に異なる素材を採用した「ダブルレイヤードハウジング」を採用。シングルタイプのインナーに液晶ポリマーを、そのほかのモデルにはマグネシウム合金を使用し、アウターにはすべてに制振ABS材を用いている。これにより余計な振動を抑制し、クリアな中高音を再生するという。

 XBA-1SL/2SL/3SL/4SLは、それぞれ搭載されているドライバユニットの数が異なる。1SLがシングルで、4SLは4つのドライバを内蔵。ユニット数によりハウジング部のサイズが変更されるほか、金色のアイコンでハウジングの数を表示しアイコン化しているという。

 いずれも、硬度の異なる2つのシリコンを組み合わせたハイブリッドイヤーピースと、イヤーピースの内側に低反発ウレタン構造リングを追加し、耳とイヤーピースの隙間を最小化したノイズアイソレーションイヤーピースの2種類を付属。ケーブルの長さは0.6mで、0.9mの延長ケーブルが同梱される。

  • 「XBA-1SL」フルレンジのドライバ1個を搭載する

  • 「XBA-2SL」フルレンジとウーファのドライバ2個を搭載する

  • 「XBA-3SL」フルレンジとウーファ、トゥイータのドライバ3個を搭載する

  • 「XBA-4SL」フルレンジとダブルウーファ、トゥイータのドライバ4個を搭載する

  • XBA-1SL(価格:7455円)
  • XBA-2SL(価格:1万8375円)
  • XBA-3SL(価格:2万4675円)
  • XBA-4SL(価格:3万975円)

 XBA-1IP/2IP/3IP/4IPは、手元で再生や停止などの操作ができるリモコンを備えたiPod/iPhone/iPad専用モデルだ。スリムなリモコン部にはマイクも備え、iPhoneとの接続時には通話も可能だ。

  • ドライバユニットの数は金色のアイコンで表示されている

  • 「XBA-1IP/2IP/3IP/4IP」にはリモコンを搭載する

  • XBA-1IP(価格:8715円)
  • XBA-2IP(価格:1万9635円)
  • XBA-3IP(価格:2万5935円)
  • XBA-4IP(価格:3万2235円)

 ソニーでは、今回の発表にあわせてノイズキャンセイングモデルの「XBA-NC85D」、Bluetoothヘッドセット「XBA-BT75」、防水モデルの「XBA-S65」も発表しており、こちらの製品も追って紹介する。

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