ソニーは9月20日、電池やプロセッサなどをハウジング部に収めたボックスレスタイプのノイズキャンセリングイヤホン「XBA-NC85D」(NC85D)とBluetoothモデル「XBA-BT75」(BT75)発表した。バランスド・アーマチュア・ドライバユニットを1つ搭載し、より高い遮音性を実現したという。
従来、ノイズキャンセリングタイプのイヤホンには電池やプロセッサを内蔵するボックスがコードの途中に付属していた。ソニーではインテグレーテッドデジタルノイズキャンセリングプロセッサを新開発、低消費電力化を実現したという。これにより内蔵のニッケル水素充電池を使用し、約20時間の使用を可能にした。
マイク部には、超小型「MEMSマイクロホン」を採用。航空機内の騒音を抑える「モードA」、電車やバス車内の騒音に効果のある「モードB」、OA機器や空調の騒音を減少させる「モードC」と3つのプリセットモードを備え、ヘッドホン側が自動的にモードを選択する。コードに電源のオン、オフができる小型のリモコンを装備。充電池が切れるとヘッドホンとしても使用はできなくなる。
内蔵充電池は、付属のUSB充電器を用いて充電でき、別売のACアダプタを使用すればAC電源からの充電も可能。電池交換はサービス対応になる。発売は11月10日。価格は4万3050円になる。
BT75も、内蔵リチウムイオン充電池やBluetoothユニットなどをハウジング部に内蔵し、ボックスレスを実現したワイヤレスイヤホンだ。ハウジング部には操作ボタンも配置し、音楽再生時の着信などもすぐに対応できる。
付属のキャリングケースには充電池を内蔵しており、イヤホンをケースにしまっている間に充電ができるというスマートな充電スタイルを提案。キャリングケースを満充電にしておけばBluetoothヘッドセット約2.5回分を充電できるとしている。本体重量は約21g。発売は11月21日。価格は2万4675円になる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス