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クラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」新版--障害の予兆検知で自動切替

富永恭子 (ロビンソン)2011年09月14日 07時00分
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 NECは9月13日、システム障害の予兆を検知することで可用性を強化したクラスタリングソフトの最新版「CLUSTERPRO X 3.1」シリーズの販売を開始したと発表した。出荷は10月11日から。

 CLUSTERPRO X 3.1は、サーバのシステムリソースの統計情報をもとにシステム障害の予兆を検知し、停止前から最適なサーバへ業務の切り替え作業を自動的に行うという。具体的には、CPUやメモリなどリソースの利用状況を分析、予測するオプション製品「CLUSTERPRO X System Resource Agent 3.1」も提供する。障害の予兆を検知し、最適なサーバへ業務を自動的に切り替える“スマートフェイルオーバ”を実現できるという。従来の障害発生後のシステム切り替えではなく、障害予兆の検知に基づいた自動切り替えで障害時のシステム停止時間を従来製品の約4分の1に短縮し、業務の安定した継続を実現できるとしている。

 Java仮想マシンのメモリや並列処理の実行(スレッド)状況を監視するオプション製品「CLUSTERPRO X Java Resource Agent 3.1」も用意する。同社の「WebOTX Application Server」をはじめとするアプリケーションサーバと負荷分散サーバの連携を強化できるという。リソース不足や負荷状況を事前に検知して、サーバの高速な切り替えと復旧作業が行えるとしている。NEC製Android端末「LifeTouch」やスマートフォン「MEDIAS」などAndroid 3.0/2.3/2.2に対応した端末で動作状況などを容易に管理できるとしている。

 税別価格は、CLUSTERPRO X 3.1と仮想マシン向け「CLUSTERPRO X 3.1 for VM」が60万円から、CLUSTERPRO X System Resource Agent 3.1とCLUSTERPRO X Java Resource Agent 3.1が30万円から。

 NECでは今回、Linuxベースの構築ニーズ増加に対応するために「Red Hat Enterprise Linux 6.1」とCLUSTERPRO X 3.1のパッケージも製品化。Red Hat Enterprise Linux -EX-とCLUSTERPRO X 3.1のパッケージにCLUSTERPRO X System Resource Agentを同梱した「Red Hat Enterprise Linux 6 スマートHAクラスタパック」が112万円からとなる。

 NECは新製品の拡販を図り「CLUSTERPRO X」シリーズ全体で、今後3年間に250億円の販売を目指すという。

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