Amazon.comが会員制の電子書籍ライブラリを検討していると、The Wall Street Journal(WSJ)が伝えている。オンラインDVDレンタル会社のNetflixに似たスタイルのサービスになるという。同紙によれば、Amazonと複数の出版社が協議しているところだが、出版社は同サービスに慎重であり、最新のタイトルが除外される可能性があるという。
この電子書籍ライブラリは、「Amazon Prime」サービスの一環として提供される可能性が高い。米国では現在、Amazonに年間79ドルを支払うことで、無制限の2日以内発送と映画やテレビ番組の閲覧が可能となっている。
複数の出版社は今回のAmazonのアイデアに賛成していないようだ。WSJによると、ある出版社の幹部は、この電子書籍サービスにより書籍自体の価値が落ちてしまうおそれがあると述べているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス