パラレルスは9月7日、日本国内において「Parallels Desktop 7 for Mac」ダウンロード版の販売を開始したと発表した。パッケージ版は10月7日に発売予定だ。
Parallels Desktopは、Mac上でWindowsを動かすための仮想化ソフト。最新バージョンとなるParallels Desktop 7では、パフォーマンスがさらに向上した。Parallels Desktop 6と比較すると、復帰が60%高速化し、3Dグラフィック処理速度が最大45%高速化しているとしている。
Mac OS X 10.7 Lionをサポートし、Launch PadやMission ControlといったLionの新機能でWindowsアプリケーションを操作できる。iSightやFaceTimeのHDカメラをMacとWindowsで共有できるようになった。さらにはiPhone/iPad/iPod touch向けアプリ「Parallels Mobile」を使用し、iPhoneからMacとWindowsをリモートで操作できるなど、90件以上の新機能や改良を追加したという。
価格はParallels Desktop 7 for Macが1万1500円。特別優待版が7800円、アップグレード版が5900円(ダウンロードのみ)。Windows PCからMacへ引っ越しができるUSBケーブルを同梱した「Parallels Desktop 7 Switch to Mac Edition」も通常版の発売から数週以内に提供される予定だ。価格は1万3500円で、特別優待版が1万800円、アカデミック版が9800円となる。Parallels Desktop 7 Switch to Mac Editionを使うと、Windowsのプログラム、ファイル、ユーザー設定、ブラウザのお気に入りまで、Windows PCからMacに簡単に移動できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス