マイクロブログサイトTwitterの共同創設者で、同社の日常業務から離れて、Twitterを生み出したThe Obvious Corporationを再始動させたBiz Stone氏は米国時間8月23日、Obvious Corporationの最初のプロジェクトの詳細を明らかにした。
Stone氏は23日付けの「Unlocking Potential」(可能性を解き放つ)というタイトルのブログ投稿で、同社の最初のプロジェクト「Lift」は、「積極的な支援によって人間の可能性を解き放つためのアプリケーション」であると記した。
「技術が世界を変えると決して思い込まないことが重要だ」とStone氏は記している。「変化を起こすのは人である。技術はそれを補助するものにすぎない」(Stone氏)
Stone氏は、同アプリケーションについては明かしていないものの、同社をどのように運営するかについては少し明らかにした。
「われわれは、何か素晴らしいものを共に構築するつもりである」とStone氏は記した。「The Obvious Corporationは、戦略、設計、資金収集、人材採用において、優秀なLiftチームを支援する予定である。できる限りの支援を提供するつもりだ」(Stone氏)
Liftは現在、プライベートアルファ版だが、同サイトでは、今後の最新情報を受信するための登録を呼びかけている。
Stone氏は2011年6月、Twitterの元最高経営責任者(CEO)であるEvan Williams氏と元製品開発責任者であるJason Goldman氏とともに、3人でObvious Corporationを再始動し、「よりよい世界を目指して人々が協力することのできるシステム」を開発すると発表した。Obviousは、以前のプロジェクトに対する投資家らからTwitterを含む失敗に終わった企業数社を買い戻すため、2003年に3氏がGoogleを退職した際にWilliams氏が創設した企業である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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