ソニー、マイクロ一眼に高性能モデル「NEX-7」など--アクセサリも拡充

 ソニーは8月24日、レンズ交換式一眼カメラ「α NEX」シリーズに、有効約2430万画素のイメージセンサを採用した「NEX-7」と、タッチパネルを搭載した「NEX-5N」を追加した。

 いずれもAPS-Cサイズの“Exmor”APS HD CMOSセンサを搭載。Eマウントレンズを採用したコンパクトなミラーレス一眼カメラとなる。AVCHD 2.0での動画撮影をサポートしたほか、「スイングパノラマ」、「3Dスイングパノラマ」といったパノラマ撮影も可能だ。

  • NEX-7/5N/C3のメッセンジャーは浅野忠信さんと北川景子さんが務める

 NEX-7は、有効約2430万画素のイメージセンサを内蔵した高性能モデルだ。ファイダには有機ELを用いた「XGA OLED Tru-Finder」を採用。高コントラスト、応答性能、約100%の視野率などを実現したという。本体上面に2つ、背面に1つの計3つのダイヤルで露出やフォーカス、ホワイトバランスなどの機能を切り替えられる「Tri-Dial Navi」を装備し、細かな調整項目の設定なども、メニュー階層の深いところまでいかずに操作できるとしている。

 本体にはフラッシュも内蔵され、サイズは高さ66.9mm×幅119.9mm×奥行き42.6mmで、重量約291g(本体のみ)。11月11日に発売する。店頭想定価格はボディのみが13万円前後、ズームレンズ「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS/専用ブラックモデル」とのキット「NEX-7K」が14万5000円前後になる。ボディカラーはブラックのみ。

  • 「NEX-7」

  • フラッシュを内蔵する

  • 背面右側に3つのダイヤルを装備した

 NEX-5Nは、現行機「NEX-5」を進化させたモデルだ。有効約1610万画素のイメージセンサを内蔵し、レリーズタイムラグ約0.02秒という高い応答性を実現したとしている。

 3型の液晶モニタはタッチ操作を実現。画面を見ながら背景のぼかし具合や色合い、明るさなどを調整できる「マイフォトスタイル」もタッチ操作に対応することで、より直感的な操作が可能になったという。

 本体サイズは高さ58.8mm×幅110.8mm×奥行き38.2mmで、重量約210g(本体のみ)。店頭想定価格はボディ「NEX-5N」が7万5000円前後、E 18-55mm F3.5-5.6 OSSのズームレンズキット「NEX-5NK」が8万5000円前後、ズームレンズキットに「E 16mm F2.8」を加えたダブルレンズキット「NEX-5ND」が9万5000円前後、ズームレンズキットに「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」を加えたダブルズームレンズキット「NEX-5NY」が11万円前後になる。発売はダブルズームレンズキットが11月11日。それ以外は9月9日だ。

  • 「NEX-5N」

  • αシリーズ初のタッチパネルを装備

 新機種の発表に合わせて、レンズやアクセサリーも追加された。レンズは、Eマウントレンズ初のカールツァイスレンズ「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」(価格:10万3950円)、F1.8を実現した「E 50mm F1.8 OSS」(同:3万6750円)、35mm換算の焦点距離で82.5~315mmをカバーする「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」(同:4万4100円)をラインアップ。

 Eマウントレンズは2012年までに累計10本のレンズを発売予定としており、今回で7本が商品化されたことになる。

  • 「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」

  • 「E 50mm F1.8 OSS」

  • 「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」

 一方アクセサリでは、XGA OLED Tru-Finder搭載の外付け電子ビューファインダー「FDA-EV1S」(同:3万4650円前後)と、Translucent Mirror Technologyを搭載したマウントアダプタ「LA-EA2」(同:3万9900円)が発売される

  • 電子ビューファインダー「FDA-EV1S」

  • マウントアダプタ「LA-EA2」

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