英国のDavid Cameron首相は、社会に混乱が生じた場合にソーシャルメディアサービスを遮断すべきかどうかを政府として検討していることを議会で明らかにした。
Cameron首相の発言は現地時間8月11日、下院での演説の中でなされたものだ。議会は夏期休暇に入っていたが、ロンドン、マンチェスター、バーミンガムをはじめとする都市に波及している暴動に対処するため再招集された。
「議長、こうした恐るべき行為を目にしている人はみな、彼らがソーシャルメディアを通じて組織化されている様子に当惑を覚えるだろう。情報の自由な流れは良いことに使える。しかし、悪いことにも使える」と、Cameron首相は述べた。
「人々がソーシャルメディアを暴力のために使っている場合、われわれは彼らを止める必要がある」と、Cameron首相は声明の中で付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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