ソニーは7月21日、8ミリ/Digital8方式のデジタルビデオカセットレコーダー「GV-D800」と「GV-D200」の出荷を9月で終了することを発表した。需要状況によっては予定時期以前に終了する場合もあるという。
ソニーは1985年に8ミリビデオカメラの第1号機「CCD-V8」を発売した。その後、記録メディアがフラッシュメモリーなどへと変遷し、映像記録方式もハイビジョンが主流になる中、8ミリ方式の機器に対する需要は減少。供給が継続されていたのは今回出荷を完了する2機種のみとなっていた。
8ミリ方式機器の修理については今後もソニーの修理規定に従って受け付ける。また、8ミリ方式テープの生産は当面の間、継続していくという。
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